学校の授業以外で、初めて全部英語で唄った曲ってなんやったかな…?
初めて買った洋楽のLPがレッド・ツェッペリンだった。青池保子さんのコミックに登場する金髪碧眼の海賊、ルミナス・レッド・ベネディクトのモデル、ロバート・プラントに会いたかったという不純な動機からだ。(ロックにのめり込んだのも青池先生のおかげやなぁ…。)
なので、中学1年生のころに覚えたてのつたない英語で唄ったレッド・ツェッペリンや!と思っていたが…
先日、衛星放送で懐かしいミュージカル映画を放送していた。「サウンド・オブ・ミュージック」だ。ご存じの方も多いと思う。
そういえば、英語もろくに知らない小学4年生か5年生のころ、この映画の吹き替え版をテレビで観て、子供心にとても感動してしまい…(ドレミの歌も入っていたからかな?)サウンドトラックのLPも自宅にあったので、中学生だった姉にせがんで歌詞カードの英詞にカタカナのルビをふってもらい、唄っていたのを思い出した。
改めて聴くと、声域が4オクターブ以上あるという、主人公マリア役のジュリー・アンドリュースの歌声はめっちゃ素晴らしかった。
ほれぼれするような美しい声なのはもちろんやけど、曲調によっては大胆にパンチを効かせたり…繊細にも、力強くも、自由にのびのび羽ばたくような歌唱は、聴いていて本当に気持ちがよく、元気づけられる感じだ。
小学生だった頃は、ただ漠然と、このお姉さんの声が好き!とカタカナで真似していたに過ぎなかったけれど…。
初めて出会った洋楽の女性ヴォーカリストは、彼女やってんなぁ…
子供の頃、こんな素晴らしいヴォーカリストに出会えていたことを忘れていたなんて。大好きだった「My Favorite Things(私のお気に入り)」を、今の自分はどんな風に唄えるだろう。こんど唄ってみよう。
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