先日、けがをして入院してしまった古い友人のお見舞いにいったお話を少しさせて頂きましたが、もうすぐ退院できるそうでひと安心です!しばらくは不自由なことが続き大変と思いますが、1年越しのカヴァーバンドのセッションの企画もあるので、また一緒に元気に演奏できたらいいなと楽しみにしています。
またまたその友人にお見舞いがわりに貸した映画のDVDのお話で恐縮ですが、そのときのお互いの感じ方の違いが面白かったものですから・・・。
あまりアクションものとかヴァイオレンスものは好きではないのですが、何故か「ダーティーハリー」シリーズにだけははまってしまいました。それもなぜか5作中の3作目めまでで限定で。それで、一番好きでDVDも持っている3作目を貸してあげたのですが、友人は2作目が好きとのことで、へぇ~やっぱり人によって、男性と女性でもちがうもんやなぁと・・・。
2作目も硬派なクリント・イーストウッドの魅力炸裂!であることに変わりないのですが、ストーリーに緊張感がありすぎて(それが格好良さとなり人気の秘密なのでしょうが)観るのに凄い気合いがいるんです。でも白バイのアクションや、キャラハン刑事がマグナム片手に一匹狼として身内の悪に立ち向かうところは、ぞくぞくするものがありますけど。
3作目は、キャラハン刑事が婦警から刑事になりたての若い女刑事とコンビを組むお話です。普通なら、ベタベタのラヴロマンスに発展するかと思いきや、最初は迷惑顔のハリーと、必死で付いて行く女刑事の間に次第に友情が芽生えていき、それがとても清々しいのです。結末は切ないのですが、相棒である彼女の為に決着をつけるべくバズーカ砲をぶっ放すハリーが格好良すぎる・・・。狂気を感じさせる犯人役の演技や、カメラワークも巧みで、最後まで息をつかせぬ面白さがあります。
誤認逮捕された情報提供者から、「あんたみたいな奴がなんで警官なぞやってるんだ」と聞かれ、「どうせ言ったって信じてもらえないだろう」とぼそっと言うシーン。名誉のためでも出世のためでも誰のためでもなく、己の正義と信念を貫くということかな、と思うのですが、他のハリウッドの勧善懲悪のヒーローみたいに芝居っけたっぷりに語ることもなく、見る人に回答をあずけてストイックに演技するなんて、もうたまりません~。
とすっかりファンぶりを披露してしまいましたが、今でも現役で素晴らしい俳優であり、名監督でもある彼を尊敬してしまいます。最近では自ら監督し出演した「ミリオンダラー・ベイビー」での老トレーナー役も素晴らしかったそうですね。観に行きたかったのですが、家の者が先に観に行って、感動のあまり浜村淳さん状態であぁっ結末までいくか~という勢いで細かく解説してくれちゃいまして(涙)ちょっと腰がひけてしまいました。
そのうちDVDを借りて来てじっくり観ようかな~と思っています。っとと、その前にSonic Gold Mineの初ライヴ頑張らなくては、映画の話どころぢゃぁないっちゅうねん!!(汗)ハリーに負けない格好良さを目指すぞ~(ん?なんか間違ってるんちゃう・・・?)
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