ハードロックを日本人がやる場合、日本語で歌うべきか否か?
私も、実はプロ志向で初めて加入したバンドで悩んでいたことがありました。(今も明確な答えは出ていないのですが‥。)
日本人なら、同じ日本人のお客さんに伝わらなければ意味がない。工夫をすれば、日本語だって英語と同じようにカッコよく聴こえるはずだ‥。
そんな試行錯誤を繰り返しながらも、完成形に至る前に、諸事情で解散してしまったバンド、それがRUDE TEASERでした。
その後加入したMOONSTRUCKでは、「様式美」という音楽性も相まってどうしても英語の歌詞じゃないとはまらない気がして、英詞での作詞に完全に方向転換してしまいました。(もちろん、海外のリスナーにも聴いてもらいたいという気もありましたが)
最近経営破綻し話題になった某英会話スクールに通い、超初心者レベルからのスタートでしたので、四苦八苦しながらの作業でした。VOICEルームでは、ネイティヴの先生をつかまえてつたない英詞を必死に校正してもらい、他の生徒さんのひんしゅくを買うことも‥
幸いにも、チケットは2年前位に消化できたので、被害には会わなかったのですが‥勉強は続けないとすぐに元に戻ってしまうもんやなぁと身につまされる今日この頃です‥
「ノリ」「グルーブ」「ロック」感‥
そういうものを重視したいなら、いまでも英語でうたった方がカッコよさに軍配があがるという認識ですが‥私の場合所詮日本人が見よう見まねでつくるレベルだし‥
「生のままのメッセージ」「説得力」「心に訴える」「言葉なりの自然な抑揚とメロディの魅力」
これは日本語に軍配が上がると、今でもやはり思います‥外国人の方が聴いても、むしろ怪しい英語より、母国語で堂々とうたっているジャパニーズシンガーの方が魅力的かもしれません。
しばらく日本語での作詞を放棄してしまった自分のセンスは、RUDE TEASER解散時から、磨かれずにきてしまいました。今回、一日再結成をリーダーのNori氏から持ちかけられた時、昔の曲を練習してみたのですが、ハードロックにおける日本語の歌唱って、こんなに難しかったんだ!と愕然‥.
使う筋肉もちがうし、声のはりのコントロールが英語より断然難しいのです‥やっやばい‥まじで気合いれなきゃと青くなってしまいました。
現在、オリジナルのバンド結成にむけ、マテリアルを準備中ですが、これまでの固定観念やしがらみをとっぱらってフラットな状態で、歌詞や曲調を考えるのに、今回の企画は本当によかったと思います!
大将(Gt.リーダーNori氏の通称なので‥)
Ds.Okumoto氏(ex.SLEAZY WIZARD)
Ba.Yoshio氏
との久々の共演も本当に楽しみですし、4ピースでのストレートなハードロックをノスタルジーだけでなく、さらにパワーアップしてお届けできたら嬉しく思います!
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★RUDE TEASER (一日再結成プロジェクト)★
2008.3.8(Sat.)心斎橋Club Alive
※詳細は、決定次第随時お知らせ致します。
正統派ブリティッシュハードロックに、日本語の歌詞。
’90年代前半、関西(大阪YANTA鹿鳴館,BAHAMA,ROCKETS,
京都MUSE HALL等)
関東(目黒LIVE STATION)でも活動。
1993年に解散後、十数年ぶりにかつてのメンバーが集結。
バンドのプロフィール、音源サンプルなど、以下のサイトで
ご紹介しております!
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※アップしたポスターは、まだMACなどで作業できない時代にきったはったで作ったものでした‥なつかしいなぁ‥
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