NHKの朝ドラ、「ちりとてちん」が、現在BSプレミアムで再放送されている!
リアルタイム放送時にハマってしまいよく観ていたが、改めて再放送を見ると、その丁寧な作りに驚かされる。
役者さんたちの魅力と存在感(貫地谷しほりさんめちゃカワイイ!)もさることながら、ストーリーが独創的で、落語というあまり身近ではない世界を描いているにも関わらず、その面白さにグイグイひきつけられてしまう。
再放送だけに、ドラマの結末を知った上での視聴となるが、初放送とまた違った味わい方や感動がある。ああ、このエピソードはあの為の伏線やったんなぁ…など。
泣けるエピソードが確かに多いのだが、お涙頂戴の安っぽい展開ではなく、はっとするような暖かい人情に打たれて、気が付いたら不覚にもホロリ、時には号泣…という感じだ。
「カーネーション」とも共通するけど、登場人物それぞれの性格や心情が細やかに設定・描写されており、主人公はもちろん脇役の一人ひとりにまで愛着がわいてしまい、共感してしまうのだ。
カメラワークも美しいし、さりげなく映るセット、小道具にもこだわりがある。音楽も大仰すぎずドラマの雰囲気によく合っていて素晴らしい。
当時視聴率が悪かったのはなぜなんだろう…
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