実は一昨年の今頃、鉢植えで買ってきたのですが、その時は何かの病気のせいか、梅雨入り早々くらいには花(正確には「萼(がく)」の部分らしいですが…)がしおれてしまったのです。

園芸に詳しい家の者が剪定をし、ベランダの隅に置いて、ずっと水と肥料を与えてくれていたのですが、昨年は青々とした葉はつけるものの花は咲かなくて…

もう花はつけてくれないのかなぁ…とあきらめかけていたのですが、冬の間もわずかではありますが緑を残し枯れることなく頑張っている鉢植えを捨てられませんでした。

そして今年、初夏に向けて、日差しが明るさを増していくのにともなって、去年はつかなかった綺麗な青紫の花を、見事に咲かしてくれました。

紫陽花の生命力って、凄いのですね。

今年の梅雨入りは少し遅れるそうですが、晴れの日の煌めく陽光の中でも、雨の日の摺りガラスを通したような柔らかい光の中でも、きっと輝きながら咲いてくれることだろうと思います。

たまたま、我が家のベランダの環境が合っていたからかも知れませんが、2年越しで美しい姿をみごとに復活してくれた紫陽花に、何かとても元気をもらえた気がしました(*^_^*)