—–Sonic Gold Mineの公式ブログ閉鎖に伴い、故 森永勝也さんの日記をこちらへ引っ越しました。かつやさんの人柄がにじみでる優しい文章です。ぜひお読みになって下さいね。—–MIKOTO

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日常の連絡事項や、気持ちのやり取りが携帯メールで総て賄える今日この頃。
便利さの影には必ずリスクがついて回ります。
昨日のMIKOTOさんのブログからは文字だけで進行していく人間関係の危険さを感じました。
心からの感謝の言葉も、怒髪天の怒りの言葉もひとたびメールにしてしまえばそれほどの幅も無く相手に届いてしまうのでは?
電話や待ち合わせと違って、メールは100%受け取り手のタイミングと解釈で読まれてしまうんですよね。
例えば車の運転中だったり来客中だったりして即レスが返せなかったりすると送り手は「あっ無視されてる(ーー;」みたいに受け取りがちだし、取り急ぎ一行メールで返したりすると「怒ってるん?」って心配されたり・・・・・・・
こうやって人間は便利さと引き換えに、相手の表情を読んだり気持ちを的確に察する能力を失っていくんでしょうか?
喧嘩や別れ話をメールでやり取りしてると、まるで収集が着かなくなって行って2度と仲直りが出来ないくらい決裂してしまった経験は有りませんか?
自分の場合日常連絡から何気ない会話まで、メールでのやり取りを成功させるコツは「ネゴシエイト」だと思っています。
「ネゴシエイタ-(交渉人)」とゆう映画で一般化した言葉なのですが、人質事件や立て篭もり事件の解決のために犯人との会話のやり取りを全権委任されて行う人達の事です。
彼らの交渉のコツは一切NOと言わない事だそうです。
先ず受け入れる事。
相手を否定しない事から始めなければ、孤立した状況での孤独感が犯罪者を追い詰められたと感じさせて最悪の凶行に走らせるからだそうです。
一般の犯罪ではないレベルのやり取りに当てはめられるかどうかは人それぞれだと思うのですが、自分の場合はこの方法を利用するようになってからは、致命的な決裂を経験する事が無くなりました。

 

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