以前、永井一郎さんの著書、「朗読のススメ」の感想を紹介させて頂いたのだが、
(過去の記事 『永井一郎さん著「朗読のススメ」』)
実は独学で、朗読の勉強を始めた。
以前より、機会があればぜひ始めてみたいと思っていた。しかし「どこかで基礎を学んでから」と思い、状況が許すようになったら始めようと考えていると、なかなかスタートできなかった。
ちゃんと師事させて頂きたいと願ってはいるのだが…今は積極的なバンド活動が出来ない状況で、音楽という形でのヴォイスワークを日々続けるのが難しいこともあり、思い切って独学で始めさせて頂いた。
学生時代に基礎の、それもほんのさわりを学んだだけで、拙い部分多々あり恐縮なのだが、お年を召した方や小さなお子さん、目の不自由な方など、音声による読書を望んでおられる方のお役に少しでも立てるようになれたら嬉しい。
最近は英語の歌詞ばかりを唄ってきた自分にとって、日本語を味わい、イメージをお伝えすることに集中するのがとても興味深く面白い。
著作権の制限上、没後50年以上の作家さんの作品が主になるが、自作の詩や文章などにも挑戦したり、そのうち技術が向上すれば、必要として下さる場所に出張し読み聞かせ等をさせて頂けるようになりたい。
まずは、「赤い鳥傑作選」より、著作権の保護期間が切れた作家さんの作品を何作か朗読させて頂いたが、自宅での録音の上、滑舌の悪さや標準語でないアクセント(道産子ルーツのエセ大阪人やしなぁ…)、不自然なイントネーション満載で、お聞き苦しい箇所多々あり、お恥ずかしい…
お届けできるのは不定期になりそうで申し訳ないが、少しずつでも良くしていけるよう、しばらくは独学ではあるが精進してまいりたいので、よろしければ楽しんで頂けたなら幸いである。
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