なんということだろう。

ウクライナ東部で、マレーシア旅客機が撃墜され、乗客乗員295人が犠牲に…。

そして今も続くイスラエルによるガザ地区への爆撃で、1,000人以上の人たちが犠牲になっている。

武力で相手を制圧することを正当化する流れが、世界を覆い始めているようだ。

理性を失って暴走した果てに、人類が皆で殺しあった20世紀の残酷な歴史を、もう一度繰り返そうというのだろうか。

一方で、先進医療により人の命を救う研究をしながら、もう一方で病院でさえも爆撃し、病人やけが人、母親や子どもの命を無差別に奪う。
そんな事を黙認し見捨てる世界は、どう考えても野蛮すぎる。異常でしかない。

世界から「見捨てられた」と感じた人々の憎しみや絶望が、9.11の悲劇につながっていったことを忘れてはならないと思う。

その悲劇が新たな戦争の火種となり、さらに数えきれないほどの兵士や一般市民のおびただしい血が流れ、今も続く中東の混乱の大きな原因の一つとなったのだから。

自分には何もできないかもしれない。

しかし、せめて日本が、武力をもって、間接的にでも、そのような軍事に加担できる可能性をもつ方へ行くことには、何としても反対していきたいと思う。

「自分には関係ないやん」と、世の中の様々なことどもをスルーしてきた勉強不足のお気楽オヤジロッカーではあるが、これからは、池上彰さんの解説に頼るばかりでなく、ちゃんと向き合い、いろいろな角度から考えていけるようになりたいと思う。

そう感じずにはいられないほど、日本にとっても戦後69年にあたるこの夏に、ひしひしと危険な潮流を感じたのだ。

余生短い自分はいい。しかし、次の世代の子どもたちに、戦争やテロによる血や涙を決して流して欲しくないのだ。暴力や憎しみの連鎖の中に、取り込まれて欲しくないのだ。

私たちの世代が、子供たちがキラキラした瞳で見据える未来を奪ってはならない。

集団的自衛権の行使に断固反対するとともに、change.orgの以下の署名に賛同し参加させて頂いた。もし共感して下さる方がいらっしゃったら、参加して下さると幸いである。

———————————————————-

「世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください」
" please award the Nobel Peace Prize to the Japanese citizens have maintained the Constitution of Japan, Article 9 in particular. "
日本語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bNX7Hb
英語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bU0pay

———————————————————-