年末の例に習い、本日(昨日?)は大掃除を致しました。やっぱりBGMはメタルでしょ!と思い思いつくままにかけていましたが、なぜか大昔にFMラジオでエアチェックしたカセットテープのバラード特集なるものを発掘してしまいました。
80’Sのメタルバンドばかりで、ストーン・フューリーとか、クワイエット・ライオットとか、トゥイステッド・シスターズとか・・。懐かしすぎるなぁと思い聴くうち、当時ヘヴィ・ローテーションで聴いたり、実際に練習していた曲に出会えました。
ストライパーの「ファースト・ラヴ」です。ストライパーは当時クリスチャン・バンドとして色もの扱いされていましたが、私がこの曲を聴いたときの衝撃は大きく、なんて美しい声で歌うヴォーカリスト(マイケル・スウィート)なんだろう、と、そのブレスからヴィヴラートまでなんとかコピーしようと頑張っていた初心者の頃の自分を思い出してしまいました。
大掃除の手はすっかり止まってしまい、なんだかもう一度、新たな気持ちでこの曲を聴いていくうち、こんなふうにデリケートな陰影をもいいちど自分のヴォーカルに蘇らすことができたらなぁと・・。
経験や気持ちは、唄に命として吹き込まれます。当時は、ただ憧れだけで再現しようと思った曲を、今の自分が歌えばまた違うものになるでしょうか。
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