先日、参加させて頂いているオールドロックのセッションのリハーサルがありました。

皆さん各自のバンドの音源制作やライヴ準備の合間をぬって、凄く忙しい中を集合して下さっていますので、ヴォーカルとしても気合いがめっちゃ入りました。

今回は、新しく合わせる曲が一曲増えまして、ブルーズロックの金字塔ともいえるような名曲に、ヴォーカルの我侭で挑ませて頂きました。個人練習を重ねていったつもりだったのですが、まだ猿真似(しかも中途半端な)で終わってしまっていることに、恥ずかしさを噛み締めていました。

他の曲も、’60~’70’s ROCKの名曲ばかりです。ただ歌い回しや雰囲気を真似るだけでは、歌えたことにならないんだ、と痛感・・・。すこしキーが低めの所をフェイクして歌おうと思っても、引き出しがなさすぎてフレーズやメロディがとっさに浮かばないのです・・。

そっくりコピーするのでなくて、この集まりだからこその持ち味を活かして演奏しよう、というキーボードさんの提案に激しく同意しつつ、猿真似状態の自分がいちばんついていけてないやん、とさらに自分にツッコミをいれる始末でして・・・。

3回目のリハーサルだったのですが、顔を合わせるごとに、皆さんの調子が凄く上がってきているのが解ります。一緒に演奏させて頂いてて、脳天直撃感がするというか電気が走るというかアドレナリンがでてくるというか・・・(ん?ちょっと変なたとえ?)。感心してばっかりやったらあかんやん~!!ヴォーカルがその皆さんの船頭役せなあかんねんで~!!

次回リハーサルまで、自分の’80’sハードロックオンリーの血のなかに、ブルーズ感を自然に取り入れられるよう、カヴァーするバンドの他の曲たちや、奨めて頂いたアルバムを一杯聴いていこう!と思いました。考えて出す声、でなく、自然に体を鳴らすような感じに近づけていけたら、嬉しいのですが・・・。