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(※毎年、終戦記念日である8月15日前後に、平和への願いを込めた日記を掲載させて頂いています。)

今年は、太平洋戦争終結から70年目の節目の年だと言われていますね。
実際に戦争を体験した方々が高齢になられ、記憶が薄れていってしまうなか、戦争を知らない世代の私たちにできることは何なのか、改めて考えさせられています。

戦争について、平和について。様々な考え方が溢れるなか、絶対的な答えを出すのは難しいかも知れません。

ただ、少しづつでも、知ろうとすること、考え続けること。そして、若い世代に伝えていくこと。それが大切なのではないかと感じています。

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以下は、「自由と平和のための京大有志の会」によって、今年7月に発表された声明文を転載させて頂いたものです。

公式ウェブサイトは
http://www.kyotounivfreedom.com

です。活動の主旨に賛同し、当ブログに転載させて頂きました。

もし興味を持たれた方は、上記サイトもぜひご覧になってみて下さい。

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「声明書」

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
自由と平和のための京大有志の会

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“わたしの『やめて』”

くにと くにの けんかを せんそうと いいます
せんそうは 「ぼくが ころされないように さきに ころすんだ」
という だれかの いいわけで はじまります
せんそうは ひとごろしの どうぐを うる おみせを もうけさせます
せんそうは はじまると だれにも とめられません
せんそうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい
せんそうは へいたいさんも おとしよりも こどもも くるしめます
せんそうは てや あしを ちぎり こころも ひきさきます
わたしの こころは わたしのもの
だれかに あやつられたくない
わたしの いのちは わたしのもの
だれかの どうぐに なりたくない
うみが ひろいのは ひとをころす きちを つくるためじゃない
そらが たかいのは ひとをころす ひこうきが とぶためじゃない
げんこつで ひとを きずつけて えらそうに いばっているよりも
こころを はたらかせて きずつけられた ひとを はげましたい
がっこうで まなぶのは ひとごろしの どうぐを つくるためじゃない
がっこうで まなぶのは おかねもうけの ためじゃない
がっこうで まなぶのは だれかの いいなりに なるためじゃない
じぶんや みんなの いのちを だいじにして
いつも すきなことを かんがえたり おはなししたり したい
でも せんそうは それを じゃまするんだ
だから
せんそうを はじめようとする ひとたちに
わたしは おおきなこえで 「やめて」 というんだ
じゆうと へいわの ための きょうだい ゆうしの かい

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Manifesto

War begins in the name of defense
War rewards the weapons industry
War quickly becomes uncontrollable
War is easier to start than to end
War wounds not only soldiers but also the elderly and children
War cuts not only the body but leaves scars deep inside the heart
The mind is not an object to be manipulated
Life is not a pawn to be played
The sea is not to be lost amid military bases
The sky is not be erased by fighter planes
We would rather live in a country that is proud of its wisdom
than in a country that thinks shedding blood is the contribution
Scholarship is not a weapon of war
Scholarship is not a tool of business
Scholarship is not a servant of power
To create
To protect
A place to live
The freedom to think
We will strike against this conceited power
Kyoto University Campaign for Freedom and Peace

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※その他、多くの国の言葉で翻訳された声明文も掲載されています。

なるべく多くの方々に、この声明文を読んでいただけますよう、願ってなりません。

※以下は、私がこの活動を知るきっかけとなった記事へのリンクです。よろしければご参照下さい。

「学問は権力の下僕ではない…京大有志の声明、共感広がる」