今年は、ロンドンオリンピックがあり世界中の人々がスポーツを通じて交流するなか様々なドラマや感動が生まれましたね。

かつての冷戦時代には、せっかくオリンピックにむけ切磋琢磨してきた選手が、政治的理由で出場をボイコットさせられることもありました。そんな時代を経て、現在は、純粋にスポーツの祭典として各国の選手が正々堂々と競いあえるようになり、本当に素晴らしいことだと思います。

国は違っても、市民レベルではきっと理解しあえる人同士が、国家という大きなくくりで論じられるときお互いを顔の見えないモンスターのような集団に感じてしまう…そんな、負のエネルギーに満ちた感情や、ステレオタイプの偏見に支配されてもいい時代は、私達で終わらせなければ。

宇宙の中のちっぽけな星、宇宙船、地球号。国籍や国境にとらわれず、地球人という隣人同士で、これから、この星の未来をいかに良くしていくか、乏しい資源をどう使うか、災害などで困っている時、いかに助けあえるかを考えていかなければ…

もっと大きい視点で、21世紀の私達の次の世代の幸福のことを考えなければ…昨日は、そう実感した、67年目の終戦記念日でした。