学生時代の古文の先生が、とても面白い女の先生で、しかも美人ですらっとしていて素敵でした。勉強嫌いの私でしたが、憧れもあって古文の授業は熱心に受けていた記憶があります。(テストの点数は必ずしもよくありませんでしたが・・・。)

なぜいきなりこんな話題かというと・・・。

このメッセージ帳をなんの気なしに開設させて頂きましたが、文章力と話題に乏しい自分に大弱りしておりまして・・・お恥ずかしいです。一応バンドのオフィシヤル・サイト内のブログですので、音楽についてやバンドの近況をお伝えしていけばいいのですが、これといって特筆すべき内容がない日など、悩んだあげくに近所の雀の話しか浮かばなかったり・・・。

せっかくサイトに訪れてくれはった人が全然変化のない状態が続くとつまらないかなぁと思い、いい頭の体操と思ってつれづれに掲載しております。つたない文章ですが、おつきあい下さって恐縮です・・・。

それで冒頭の古文の先生に戻りますが、やはりエッセイの元祖といえば清少納言!と、いろいろと面白い話を教えてもらったのを思い出しまして・・・。

当時の文献から解るそうですが、清少納言と紫式部は、ライバル同士でお互い相当牽制しあってたらしく、片やエッセイストの元祖、片や長編ロマン小説の元祖で、性格も、あっけらかんとしてユーモラスな清少納言に対し、粘着質でナイーブな紫式部といった感じで正反対で、かなりな犬猿の仲という感じだったらしいんです。宮中での権力争いももちろん関係していたそうですが・・・。

それぞれの特性が、お互い素晴らしい作品を生む原動力になったのだから、どちらが良い悪いということはもちろんありませんが、いざ自分で短文に取り組むことになると、やっぱり枕草子は凄い!と感じてしまうのです。好きなものや、感動したもの、面白かったエピソードなどを的確に表現し、しかも場面転換がむっちゃテンポいい~!という感じで・・・。しかも彼女は、つねにいたずらっぽい視線でものごとを見ていて、それがユーモアのセンスとなり読む人を楽しませてくれます。

ただ、歌詞を書くときの自分はまちがいなく紫式部状態ですし、詞の世界も源氏物語を地でいってるものもあります。今の所、そうでなければ自分が納得する歌詞は書けないのです・・・。

これからは、清少納言モードのあっけらかんとした歌詞にもトライしたいのですが、ややもすると紫式部モードのままパソコンに向かってしまいそうになり、いかんいかんと思って、自らダメだしすることも・・・。

で、結局オチはなにかというと、これからメッセージ帳では、にわか清少納言を目指すぞ~という事がいいたかったのですが・・・こんな身の程知らずな台詞が後世から聞こえたら、清少納言が現代にタイムスリップしてきて夢でしばかれそう・・・。ごめんなさい~。でも、まずは誤字脱字、特に爆笑ものの誤変換に気をつけて、(よくやってしまうのです)歌詞の世界を広げるためにも(?)がんばってみますぅ~。