あああああぁ~!

もう幾つねるとお正月・・・ではなく恐怖の誕生日がやってきます。

自分は気ままなシングルですので、3度の飯よりロックが好き、という状態でここまで音楽を続けてこれることが出来ましたが、同世代の周りの人は、家庭や仕事のこと、若いときにはなかった様々な問題で、音楽を続けることが難しくなったり、いったんお休みされたりという話を伺うことが多くなってきました。

そういう話を伺っていると、そういう多忙な状況のなかでも、少しずつでも音楽に情熱をもって続けておられる方、またはいつかは再開しようと思って問題と闘っておられる方を本当に尊敬してしまいます。

自分はいいトシをしてはいますが、そういう意味で、大変精神年齢が幼いというか、詰めが甘いというか、まだ本当の意味での大人になりきれていず、周りの方に迷惑をかけてしまうことも多いのです。

そんな自分ですが、数年前、「自分の世界がひっくり返ってしまった」と感じるプライベートなできごとがありました。

その際の落ち込みはひどく、当時在籍していたMOONSTRUCKのメンバーや、その家族の方にもずいぶん心配をかけ、力になってもらいました。その時に感じた喪失感から抜け出そうとがむしゃらになってみたり、無気力に陥ってみたり、花も嵐も踏み倒して迷走(暴走?)してみたり・・・

全てを「そのせい」にして、この数年自分を甘やかしたり、必要以上に縛っていた気がします。でも・・・

なにか「許せない」ことを抱えていることは、つねに周りにも代償を求めたり、攻撃的になったり、過剰に臆病になる原因を作っているのだと最近やっと気がついてきたのです。

本当の意味での大人になる為に、まずはその感情と向き合い、自分の心や魂を縛っているものを解いてやること。そして、自分に関わってくれる人たちに、なにもできないかもしれないけど、せめて一緒の時間を共有できる機会があるときには、ふだん現実と闘い疲れた心の緊張を解いてもらえるようなそんな存在になること。

自分の器を越えた出すぎた願いとは思いますが、それが、誕生日(もう一つ歳を重ねること)を間近にして思う抱負でしょうか。

Forgive & Forget.

許せないと思う対象を許すこと、許せなかった事を忘れてしまうこと。

あるいは 

For Give, And For Get. 

真心を与えるために、そして真心を得るために。

※偶然見つけた、頑張るお父さんお母さんたちを支援するサイトで見つけた言葉です。