ニュースでご存じの方も多いかも知れません。

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『6月18日の東京都議会にて、晩婚化や晩産化の対策について質問した塩村文夏(あやか)都議(35)が、「自分が早く結婚すればいい」と男性都議からヤジを飛ばされた。ウェブ上で「セクハラだ」と議論が高まり、都議会には1千件を超す批判が殺到した。最大会派の自民は、発言者を特定せず幕引きを図ろうとしている。』

『晩産化について質問した塩村氏に「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」とヤジが相次いだ。議場に笑い声が広がるなか、働く女性の支援を掲げる舛添要一知事も笑みを浮かべ、塩村氏は議席に戻ってハンカチで涙をぬぐった。』
(6月19日朝日新聞より引用)

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2020年オリンピック開催予定地である、日本の首都、東京都の都議会が、まさかこんなひどい有様だとは…。

まさに世界の恥やっちゅうねん。

ヤジだから許されるとでも?

都議会という公式の極みの場で、これだけの差別発言をしたのに。

NBAのロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏が差別的な発言をし、プライベートな会話だったのに関わらず、厳正な処分を受けた事も、皆さんの記憶に新しいと思います。

今回の東京都議会での問題発言は、公共の電波にしっかり記録され、全国に視聴され、声紋という証拠も残っているにも関わらず、「特定できない」という理由で責任の追及もなしって…おいおい。

数の力にものを言わせ、問題をうやむやにしようという姿勢は、なんと情けなく、卑怯なことか。

むしろ、厳正に対処し、潔い対応を見せてこそ、有権者の信頼を勝ち取れるのに、「そんなに騒ぎたてることでもないだろう」とふんぞりかえる脳内石器時代の議員の先生方。保身のため、張本人達は、このままでは決して今後も自ら名乗り出ることもないでしょう。

そりゃ自分は大阪府民や。ほぼほぼおっさんや。せやけど、東京都の皆さん、全国の、いや世界の老いも若きも毅然たるご婦人たち、ご婦人たちの大切なパートナーの紳士たち、ここはシャウトすべきでっせ。

「ええかげんにせんかい!」

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もし、賛同して下さる方がいらっしゃったら

http://www.change.org/ja

より、

「私たちは、都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう、自民党東京都連に対して強く求めます。」

という電子署名によろしければご参加下さい。自分も今回、電子署名の存在を知り、初めて参加させて頂きました。

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少子化対策、女性が安心して子育てができる社会を、などと、どんなに力説したところで、改革に携わる議員がこんな有様では、その責任も野放しにしておくような組織では、なんの信憑性もありません。

もう一回いわせてもらうで。

「ええかげんにせんかい!」