アルテミス女性頭部習作画像180111

Artemis 女性頭部習作 3回めです。

前回作成したペン入れ画に、CLIP STUDIO PAINTの自動で塗り潰しが出来るツールのみを使って、試しに着彩してみました。

線画レイヤーのすぐ上に新規レイヤーを作成した後、レイヤーパレットで「下のレイヤーでクリッピング」をオンにし、塗りつぶしツール(バケツマーク)で大まかな色を着けてみたのが上の画像です。

塗りつぶそうとする面が、オブジェクトとして線できちんと閉じられていないと、この画像のように描画色が外に流れだしてしまい、(髪の毛の先など)上手く塗り潰せません。

まず、背景と人物をしっかりと塗り分けるため、人物自体の輪郭を淡色でも良いので描いておく必要があるんやね……。やっぱし。

レイヤーパレットで、「透明ピクセルをロック」という機能をオンにすると、あらかじめ塗りの施された部分しか着彩されないので、人物の輪郭取りは必須かと……。この作業はベクターの方が楽なような……?

人物やモチーフの輪郭を描いたら、大まかなパーツごとに(例えば、肌、髪、衣服など)輪郭をレイヤー分けして作成していくことで、細かい陰影や質感を描き込んでいくのもずいぶん楽になるかもです。ひょっとしたら、もっと要領のいいやり方があるのに、無知なせいで遠回りしているのかしらん……とほほ。

ジブリの名作アニメ、「かぐや姫の物語」のメイキング番組を、以前拝見したことがありました。筆書きのような味のある描画をデジタルペイントする際に、大変な苦労があったと高畑勲監督が話しておられたのを思い出します。

一般的なセル画調のアニメでは、はっきりとした輪郭を、あまり階調分けしない少ない色数で塗りつぶしていくイメージがあります。しかしこの映画では、水彩画のようなかすれ、にじみ、ぼかしを多用したかなり実験的な手法を取っておられたとか……。

もちろん、使用ソフトはプロのアニメーターの方が使うもっと専門的なものだったのでしょう。しかし、塗りの範囲を明確にするため、実際には見えない線を幾重にも作成しなければならなかったそうで、ひどく大変な作業やなぁと感心したのを覚えております。

悩みのレベルは天と地ほど違うのですが……せっかくデジタルイラストにトライする以上、根気よく取り組んでいけたらと思います!