昨日づけでバンドのホームページでも発表となったのですが、このたび私ことMIKOTOは、大阪で活動する正統派ハードロックバンド、
MUTHAS PRIDEに正式に加入することになりました。

http://homepage3.nifty.com/muthaspridetop/

昨年10月にSonic Gold Mineを音楽性の相違で脱退してから、パーマネントのバンドで活動すべくメンバー探しをしていたのですが、今回は表現したい音の方向性を明確にイメージしてから動き出したかったので、まずデモテープ作成にとりかかり、それを聴いて意気投合してくれるプレイヤーの方を探そうと思っていたところでした。

MUTHAS PRIDEのキーボードのTsutsuiさんとは、道頓堀BIG BROTHERSというJanis Joplin等’70’s ROCKのカヴァープロジェクトで1年越し近くスタジオ入りはさせて頂いていたものの、MUTHAS PRIDEにはSakaguchiさんという素晴らしいヴォーカリストがいて、レコーディングが完了した音源も発表間近ということでしたし、まさか自分が加入することになろうとは夢にも思っていませんでした。

道頓堀BIG BROTHERSのライヴも無事今年1月に実現し、ライヴの余韻を味わっていた2月の半ばごろ、Sakaguchiさんが事情あり音楽活動を続けていくことが難しくなり、MUTHAS PRIDEを正式に脱退されたとの旨を知らされました。

そして新しいヴォーカルを探すにあたって、私に声をかけてみようとメンバーで話し合い決めてくださったと‥。

Sakaguchiさんの伸びのある美しいハイトーンや、パワフルかつ時に繊細なセンスあるヴォーカルスタイルは、MUTHAS PRIDEや「幽霊や!きょ~ふ!」のライヴでも拝見していて、本当にいいヴォーカルさんだと思っていただけに、まず驚き、とても残念でした‥。

しかも、音源を苦労して完成させてこれから、という時に脱退を決意しなければならなかったご本人の気持ちは、本当に辛いものだったと思います‥。

TsutsuiさんはじめMUTHAS PRIDEのメンバーも予想だにしていなかったらしく、引きとめようと説得されたらしいのですが、Sakaguchiさんの意思を尊重し、脱退を受け入れられたそうです。ただ、メンバー間の不和とか、そういうことでは全くないので、今後とも、音源製作にあたってのエンジニアとしてなど、バンドに関わってくださるそうです。

いつかSakaguchiさんがシーンに復帰し、またあの素晴らしいヴォーカルを聴かせて下さる日がくるよう心から願っています!

正式メンバーとしての加入のお誘いをうけ、ものすごく嬉しいと同時に、私が活動再開をする際には、一緒に活動してもいいですよ、といって下さっていたプレイヤーの方々の存在もあり、正直迷いもありました。

しかし、聴かせてもらったMUTHAS PRIDEの発表前の音源の楽曲の素晴らしさ、バンドとしてのコンビネーションの完成度の凄さ、メンバーの方々の個々のスキルの高さ、そして緊張気味の私をアットホームな雰囲気で迎えて下さった人柄など、全てに魅かれまして、先日の初顔合わせのリハーサルの際、私の方からもぜひ加入させて下さいと正式にお願いした次第です。

関西の正統派ハードロックの重鎮として、ずっと気を吐いてきたMUTHAS PRIDE‥大先輩であり尊敬する吉田LEOさんや、Takashi Sakaguchiさんの素晴らしいヴォーカルワークを引き継がなければならない身として、これから対面していかなければならない課題は山積みです。

それでも、MOONSTRUCK時代からずっと私のヴォーカルを見守り、ときには暖かい励ましの言葉をかけ応援してくれたキーボードのTsutsuiさんを始め、
ギターのRonnyさん、ベースのYokoiさん、ドラムのMorimotoさんの期待に応えられるよう、ベストを尽くして参りたいと思います。

もちろん、往年のMUTHAS PRIDEのファンの方々、私ことMIKOTOを応援してきて下さった方々の期待も決して裏切ることのないよう、まずは5/18(日)の大阪西九条BRAND NEWでの参加後初のライヴを成功させられるよう、いっそう精進して参りたい所存です!
今後とも、どうぞよろしくお願い致します!